2012年7月31日火曜日

JEAN RAPHET Clos de Vougeot grand cru 2001 @ベビ 夜の部

昼間から良い物呑んで、ご機嫌でその後髪を切りに行き(ようやく2回間飛んでの、いつもの美容師さん)、カットが済んだ後はその足で扇町のプールへ。先日天井からの落下物で、28日まで閉館していた扇町プール。心なしか綺麗になっていたような、無かったような。

プールで2時間弱泳ぎ、いったん帰宅して酒庫から今宵のベビワイン会用のワイン2本を取りに帰る。酩酊撮り忘れ防止のいつもの撮影。



白はフランケンのゾマーハウゼンのシルヴァネールのスペシャル・キュヴェ2005年。赤はラフェのクロ・ヴジョ特級2001年。

さて、一杯目のカールスバーグを一気飲みに飲み干したら、早速ゾマーハウゼンのアラビアンナイトから始める。これも元値1万円近いものを、先のデストック購入で破格にて買い求めたものだ。


半辛口で、あてを選ぶ独特の風味。柑橘系のピールの要素がとても強い。熟成感はさほど感じず、まだまだフレッシュの証、気泡がグラスの内側に。色調はやや金が入る緑黄色。先のオレンジ・ピールや、白桃のコンポート、小さめの白い花の諸々、植物系の香り中心。(元値と)同価格帯のBRGのシャルドネで出始める壮大さは、全く感じないが、丁寧に大事に造られたんやろうな、という感想が出てくる、良い白だ。ボチボチ呑んできた、ここのGGやら、他のフランケンのシルヴァネールなどに比べると、随分自己主張にはかける、控えめな味筋。

冒頭で述べたように、あてを選ぶこの白に、頭を捻りながら、色々出していただきマスターには感謝。




最初の白桃のコンポートを生ハムで巻いたものは言わずもがな、メニュー外、最後の玉葱をオーヴンで焼いて、パルメジャーノ薄切り乗せただけのシンプルな一皿は、大変美味しかった。


で、白がなくなったので、続けて今宵のメインのラフェ先代引退年のクロ・ヴジョを。ボトルを透かして見える色からしてかなり淡い。抜栓して、グラスに注いでもらうも、色調はやはり淡い。昨日呑んだリジョナルのBRGと変わらないではないか。ただ、香りはかなり昇ってきて、グラスから凡そ2メートルほど離れていても十分香ってくる。でその香りが…、あ、やばそうな香りだ。苺キャンディ香。赤系果実の諸々もかなり実が小さい。所謂、業界で言う「チャーミング」な赤。香りどおりというかなんと言うべきか、味は「酸っぱい」。この一言のみ。ニュイ赤において、特段、了年では無かった2001年ゆえ、当に飲み頃を超えてしまっているというのは、感覚として解らなくははいものの、でも特級でしょ…。酸がメインに座る、当ボトル、もう少し頑張ってほしかったな。クロ・ヴジョは素人には(良いものをここぞで出すのは)難しいと言う事を身を持って経験した、と言う事で。多少は経験地が上がったから良しとしましょうか(いや、できない)。

ワインをカバーして、皿たちはいと素晴らし。



肉中心に、パスタと鶉と。この鶉がメチャ美味しかった。マスター、次回はもっと美味しいワインもって行きます。いつもと違って、更にボトル一本店からの呑み余力が無く、お会計これだけ至れりつくせりで2人で6000円って、すみません。

この後、お向かいのライオン飯店にて、〆飯少々食して、本日は散会となった。


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